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日本人にとって遺骨とは 今も続く「鎮魂の営み」

NIKKEI The STYLE 文化時評

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それは警察活動というより、鎮魂の営みのように見えた。

10月下旬の朝。北風が吹きつける福島県富岡町の海岸に福島県警の警察官7人が整列し、頭を垂れていた。黙とうを終えると、消波ブロックの隙間の砂を熊手でかき出す作業を始めた。

「3.11」から来年で12年になる。警察は今も東日本大震災の行方不明者の手がかりを発見しようと、人知れず捜索活動を続けているのだ。

双葉警察署の斎藤雅彦・復興支援課長は「行方...

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