世界インフレと新「日本病」 超円安の根治には痛みも - 日本経済新聞
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世界インフレと新「日本病」 超円安の根治には痛みも

本社コメンテーター 西村博之

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どの時代も資源は国々を翻弄する。1970年代、原油高のおこぼれに授かったオランダも浮き沈みを経験した。

北海の資源輸出で潤ったのもつかの間、巨額の貿易黒字による通貨高が輸出競争力を奪う「オランダ病」に見舞われた。高福祉による財政悪化も響き経済は危機に陥った。

翻って低成長、低賃金、低物価に象徴される「日本病」は資源高とインフレの下でどう定義し直されるだろう。

問われる資源高・インフレへの耐性

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西村 博之

経済・金融政策、市場、銀行、貿易を取材。日銀キャップなどを経てニューヨーク駐在。トランプ政権の移民政策に関するルポが世界新聞・ニュース発行者協会の18年「アジア・メディア賞」特集部門で銅賞。経済部次長、英文統括エディター、編集委員兼論説委員を経て現職。近著に「リブラの野望」。

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