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野村の「バブル並み利益」が示す警告

一目均衡 編集委員 川崎健

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野村ホールディングスが4月27日に発表した2021年3月期決算。投資家を驚かせたのは、年間配当を前の期比15円増の35円と大きく引き上げたことだった。

野村は米メディア株などへの投資で多額の損失を被った米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントから融資を回収できず、約3077億円(前期計上分は2457億円)の損失を出した。

大幅増配は「米顧客取引に起因する損失が仮になかったとすれば、どのような利益水準にあったかを踏まえて判断した」(北村巧執行役)という。アルケゴスなかりせば、税引き前利益は4764億円だった計算になる。

当時は単独決算のため単純比較できないが、トヨタ自動車を抜き利益日本一になった1987年9月期の経常最高益(4937億円)や90年3月期(4888億円)に迫るバブル期並みの水準だ。

固定手数料時代のバブル期の稼ぎ頭は国内営業。今回は米国事業だ。中でも米株市場ではオプションなど商品によっては米欧大手に劣らないシェアを獲得しつつある。

アルケゴス関連の損失は「非...

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