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マンガ家 里中満智子(22)天上の虹

持統天皇のドラマに32年 「生きているうちに完結を」の声

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新撰組は、私の幼い頃は悪役だった。坂本竜馬だって、それほどのヒーローではなかった。イメージを変えたのは、子母澤寛(しもざわかん)や司馬遼太郎の小説、つまり物語の力である。

私も、自分の物語で持統天皇の評価を変えたい。そんな思いで、彼女を主人公にした「天上の虹」の連載を、1983年に講談社の「mimi DX」という漫画誌で始めた。

史実を大切にしつつ、中高生読者を意識して描き始めた。中大兄皇子(な...

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里中満智子

マンガ家の里中満智子さんは高校生時代に鮮烈なデビューを飾って以来、第一線で活躍し続けています。団塊世代に生まれ、厳しい母親からは「試験で一問でも間違えたら集めた漫画を捨てる」と言われながらも反対を乗り越えてプロの道に。「アリエスの乙女たち」「天上の虹」といったヒット作を生み、あまりに多忙な日々を送る中で、様々な苦悩や子宮頸(けい)がんなどの病気とも向き合ってきました。手塚治虫や石ノ森章太郎ら巨匠たちとの交流は日本のマンガ史そのものともいえる興味深いエピソードばかり。現在は日本漫画家協会理事長を務め、奮闘を続ける里中さん。日本の漫画が「クール・ジャパン」として世界的な評価を受けるはるか前史から、大きく広がるマンガ界の未来までを展望する読みどころたっぷりの連載です。

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