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ファナック会長 稲葉善治(7)NC装置国産化

開発1年弱 初の発表会 富士通、2年後に商用機共同開発

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父が率いる富士通信機製造のコントロールシステム開発チームは、NC(数値制御)に関するMITレポートの技術情報を把握してから1年足らずで最初のNC装置の完成に漕(こ)ぎ着けた。

後年のような半導体がない時代。記憶や演算の機能は東京大学大学院生だった後藤英一氏が発明したパラメトロンと呼ばれた素子(回路の構成要素)で代替し、駆動装置には真空管の一種サイラトロン(ガス封入型熱陰極管)を使ったDC(直流)...

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稲葉善治

工場自動化(FA)やロボット機械で世界ダントツ企業のファナック。創業者である稲葉清右衛門さんを父にもつ稲葉善治さんは、エンジニアを志望しいすゞ自動車に入社、幹部候補生として期待されますが、父の強引な要請でファナックに移籍しました。社長に就任するとワンマン体制を軌道修正し、さらなる飛躍を導きます。独特の企業風土をもつ世界最強のロボット機械メーカーを築いた父子2代の足跡をたどります。

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