この記事は会員限定です英国新政権、経済的対立の火種 政治混乱広がる欧州
近藤康史・名古屋大学教授
[有料会員限定]
ポイント
○経済財政問題巡り保守党内の対立顕著に
○コロナ収束で国民の関心事も経済に移行
○トラス首相は党内まとめられるかが課題
○経済財政問題巡り保守党内の対立顕著に
○コロナ収束で国民の関心事も経済に移行
○トラス首相は党内まとめられるかが課題
英国では7月のジョンソン首相の辞任表明を受け、約2カ月間にわたり保守党党首選が実施された結果、前外相のトラス氏が党首および首相に就任した。
ジョンソン前首相は3年余りで退いた。英国の政権としては比較的短命だが、欧州連合（EU）離脱、コロナ危機、ロシアのウクライナ侵攻と難題続き...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2630文字
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
-
【関心高い記事】
- 植田和男氏が寄稿した「経済教室」一覧
こちらもおすすめ(自動検索)
