シェルを動かす「べき乗則」 有事にシナリオで備える
本社コメンテーター 中山淳史
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石油メジャーの英シェル。オイルショックや中東の政変を幾度となく乗り越えた欧州100年企業のひとつだが、この間失敗もなくはなかった。
昨年はオランダの裁判所から「脱炭素対応が生ぬるい」との判決を受けた。最近はロシアのウクライナ侵攻後もロシアから石油調達を続けて批判を浴び、8日に同国からの調達打ち切りを発表した。
一方で、シェルは「シナリオプランニング」と呼ばれる、科学的予測によるリスク管理経営を1...
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自動車、電機など産業動向、経営トレンドに精通。編集委員、論説委員などを経て2017年2月より現職。「GEと東芝」「移動の未来」などで講演多数。2001年の米同時テロをニューヨーク駐在時に取材。アルゼンチン留学も。
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