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大月みやこ、大人の女の余裕を歌う

歌謡曲の女性歌手として初の国立劇場大劇場公演も予定されている

「別れた男に未練がある。新曲はそんな歌ですけれど、未練たらたらに暗く沈んだ調子で歌ってはいません」。演歌歌手の大月みやこが新曲「夢のつづきを」(4月21日発売)に込めた思いを語った。「どんなに悲しい歌詞の歌でも、希望の明かりが見えるように歌ってきました。特に今はコロナ禍で社会のムードが落ち込んでいる時だからなおさらですね。きっとまた良い恋があるわよ、という思いを行間に込め、新曲は軽やかに歌っています。年齢を重ねた今だから表現できる大人の女の余裕ですね」

新型コロナウイルスの影響で自粛生活を余儀なくされる中で、これまでの自身の曲をじっくり聴き直したという。「デビューから55年余り。毎年コンスタントに新曲を出してきたのだなと再認識しました」。いわゆる懐メロ歌手にならず、新しい歌に挑み続けたからこそ「今の自分に表現できることは何なのか、常に意識するようになりました」と振り返る。

かつては自分の声を「個性がない」と思っていた。ところが自分の表現を追求するうちに「声の表情」でいくらでも個性が出せることに気づいたという。「顔と同じように声にも表情があるんです。おはようございますの一言でも、ボソボソッと素っ気なく言うのと、元気よく朗らかに言うのとでは、相手の印象も全く違いますよね。同じ歌詞を歌っても、声の表情で全く違って聞こえるのです。とはいえ技巧に走った歌い方をしようというのではなく、あくまでも情感が自然に表れるのが理想です」

2020年9月に演歌、歌謡曲の女性歌手としては初めて国立劇場大劇場で公演する予定だったが、コロナ禍の影響で21年9月14日に延期された。「伝統芸能の殿堂で歌謡曲を披露できるのは貴重な機会。大月みやこの歌の世界をじっくりと味わっていただきたいですね」と力を込めた。

(吉田俊宏)

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