「社会党のプリンス」現実路線模索 横路孝弘元衆院議長
評伝
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「僕みたいなのが、いちばん評価されないんだよ」。横路孝弘氏はそう嘆いたことがある。「僕みたい」とは、左右に偏らない現実路線で漸進的な改革を模索することだ。
1960年の日米安全保障条約を巡る闘争で名をあげた節雄氏の長男に生まれた。69年の衆院選で初当選すると「社会党のプリンス」ともてはやされた。
だが左派の社会主義協会と対立して「右寄り」批判にさらされる。東大時代から親友だった江田五月氏(のちに...
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