「戦前」に突入した世界 大戦リスク隣り合わせに
本社コメンテーター 秋田浩之
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2023年は米ソ冷戦後、最も重要な1年になるといっても過言ではない。世界が第3次大戦への道を進んでしまうのか、踏みとどまれるか、分かれ道になるからだ。最大の変数が、ロシアのウクライナ侵略への対応であることは言うまでもない。
ロシアによる侵略が続くなか、米欧からは極めて切迫した声が聞かれる。「第3次世界大戦になってしまうリスクがある……」。22年秋、ポーランド・ワルシャワで取材した欧州の軍幹部や元...
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長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点に北京とワシントンの駐在経験も。国際情勢の分析、論評コラムなどで2018年度ボーン・上田記念国際記者賞。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。