民間の新サービス開拓、期待 中銀デジタル通貨の未来
小早川周司・明治大学教授
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ポイント
○仲介機関経由で発行する「間接型」が主流
○預金からの急激な資金シフト避ける必要
○公的部門と民間の整備コストの分担課題
○仲介機関経由で発行する「間接型」が主流
○預金からの急激な資金シフト避ける必要
○公的部門と民間の整備コストの分担課題
中央銀行が発行するデジタル通貨(中銀デジタル通貨、CBDC)を巡る動きが活発だ。中米バハマなどの新興国では既に発行されているほか、主要国の取り組みも積極化している。
中国では2019年末以降、大都市や北京冬季五輪の会場予定地区で、デジタル人民元の試験的な運用が進められている...

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
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