コロナ政策 バランス考慮を
小林慶一郎・慶応大学教授
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ポイント
○経済制限は長期累積死者数を減らさない
○感染症対策はワクチン接種率が最も重要
○人命を基準に医療と行動制限の均衡図れ
○経済制限は長期累積死者数を減らさない
○感染症対策はワクチン接種率が最も重要
○人命を基準に医療と行動制限の均衡図れ
新型コロナウイルスとの闘いが始まって2年近くが経過した。ここで「ワクチン接種率の向上」「経済活動の制限」「医療提供体制の拡充」のバランスについて検討したい。ワクチンが普及しても、新型コロナとの共存は数年程度は継続すると覚悟しなければならず、年単位の時間軸と、間欠的に起きる感染...

経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。
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