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「偽りの夜明け」か本物か 複合危機、続くインフレ退治

本社コメンテーター 小竹洋之

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「株式市場は過去5回のリセッション(景気後退)のうち、9回を予測した」。米経済学者ポール・サムエルソンが1966年に放った痛烈な皮肉である。

昔も今も経済予測は思うように当たらない。新型コロナウイルス禍とウクライナ戦争が招いたインフレの震度を、米欧の当局が見誤ったのは記憶に新しい。

ならば2023年の世界経済が予想以上の復元力をみせ、インフレの抑制と景気後退の回避に向かうという見立てはどうか。国...

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小竹 洋之

経済部次長、ワシントン支局長、上級論説委員兼編集委員などを経て現職。日米での取材経験を生かし、マクロ経済や国際情勢について幅広く論評する。単著に「迷走する超大国アメリカ」、共著に「技術覇権 米中激突の深層」「米中分断の虚実」。

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