出生率1.30、政府は少子化非常事態宣言を 若者支援急務
編集委員 大林 尚
[有料会員限定]
政府が「少子化非常事態」を宣言すべき局面ではないか。
女性が一生涯に産む子供数の推計値、合計特殊出生率が2021年は前年より一気に0.03ポイント下がり、1.30となったことが厚生労働省の人口動態統計で明らかになった。出生率は05年の1.26を底に持ち直し傾向にあったが、時代が令和に入った19年から再び低下基調を強めていた。
これは、出産適齢の女性数の減少を出生率の持ち直し傾向がある程度カバーす...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。