北朝鮮政策いつか来た道 バイデン路線、失敗の予感
本社コメンテーター 秋田浩之
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新型コロナウイルスの脅威はいきなり、襲ってきたわけではない。感染症の危険は、かねて指摘されていた。
2009年の新型インフルエンザを受け、政府の総括会議は新たな感染爆発を警告し、保健所やワクチン開発を強化するという提言をまとめた。
だが、実行に移さなかった。「大丈夫だろう」と、脅威を甘く見ていたのだ。根拠なき楽観ほど、危ないものはない。
全く同じことが、北朝鮮の核問題にもいえる。日本の防衛白書に...
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長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点に北京とワシントンの駐在経験も。国際情勢の分析、論評コラムなどで2018年度ボーン・上田記念国際記者賞。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。