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トヨタとイオン東北、水素燃料の移動販売車 福島で投入

トヨタ自動車は水素燃料電池(FC)を搭載した移動販売車を開発した。イオン東北(秋田市)が6月、生鮮品や日用品などを載せ、福島県沿岸部の浪江、双葉の両町で巡回を始める。水素利用を広げるとともに、原発事故被災地で買い物の利便性を高めて住民帰還につなげる。

トヨタによると、FCの移動販売車の導入は世界初。同社の水素燃料の乗用車「MIRAI(ミライ)」の約1.2倍の水素6.6キログラムを搭載し、350キロメートル走行できる。福島水素エネルギー研究フィールド(浪江町)などが供給する水素を同町内2カ所の施設で充塡する。

車内には冷蔵、冷凍、温熱庫を備え、150キログラムの商品を積載できる。6月10日から、イオン東北が営業する浪江店(同町)を拠点に、食品を中心とした最大500品目を店と同じ価格で売る。営業は平日5日間で午前10時~午後4時。浪江8、双葉2の計10の販売地点を設け、1日当たり4地点を回る。

両町は原発事故で全町避難を経験し、買い物環境の回復という共通課題を抱える。双葉町は6月以降、浪江町は2023年春、帰還困難区域の一部に設けた特定復興再生拠点区域(復興拠点)で避難指示解除を見込む。イオン東北は同年4月以降、浪江町の復興拠点などを移動販売車の巡回エリアに加える方針。

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