/

学生と次世代ロケット実用化めざす 神奈川大の高野教授

ひと輝く

安全で安価な次世代型の「ハイブリッドロケット」。その実用化に学生と取り組んでいるのは神奈川大学航空宇宙構造研究室の高野敦教授(47)だ。9月に小型ロケットを秋田県能代市の海岸で打ち上げ、同種のロケットとしては国内最高の高度10.7キロメートルに到達した。「まだ課題はたくさんある」と、さらなる高みを目指す。

ハイブリッドロケットはプラスチック樹脂などの固体燃料を液体の酸化剤で燃やす。爆発の危険がなく、有害なガスも出ないうえに、燃料となる材料は安価とメリットが大きい。「将来は1回数千万円程度で超小型衛星が打ち上げられるようにしたい」と語る。

機体の組み立てなどは同大の学生らが所属する宇宙ロケット部が担当し、2014年から打ち上げ実験を重ねてきた。エンジントラブルや新型コロナウイルス禍で学生らの活動が制限され、今年は3年ぶりの打ち上げ実験だった。

オンラインでのやりとりや在宅での作業を進め、組み立て練習も大学構内で2回実施した。「経験した学生が少なかったが、なんとか打ち上げられた」

子供の頃は映画「スター・ウォーズ」に魅せられ、自作ロケットで天井に穴を開けたこともあるという。今回の実験については「機体が回収できず、60点。24年には高度100キロメートルに到達し、その後につなげたい」と話す。学生らとともに機体開発はすでに始まっているという。(二村俊太郎)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン