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オリーブの葉から抗酸化物質 岡山で産学官協力の化粧水

オリーブの生産・加工を手がける日本オリーブ(岡山県瀬戸内市)は廃棄する葉から抗酸化物質の生成に成功し、化粧液に配合して21日に発売する。岡山大学や岡山県工業技術センターと19年にわたる産学官共同研究で特許2件を取得、品質を高めたという。

発売する化粧液は「オリーブマノン・エスペランサ・エマルシオン」。岡山大の神崎浩教授らが主導して、オリーブの葉の成分(オレウロペイン)に、オリーブの花から取った「黒酵母」の微生物を反応させて抗酸化物質「Bオリボール」を生成した。

実験を通じてシワの防止効果や、シミなどの色素を抑える美白効果などが確認できたといい、同化粧液に配合した。80ミリリットル入りで7700円。年間1万本の販売を狙う。

当初はパン酵母を使ってBオリボールを生成したが、パンのような特有の臭いを除去する研究を続けて黒酵母にたどり着き、量産化の体制づくりを進めた。

同社は1949年に設立。瀬戸内市牛窓やスペインでオリーブ園計約55ヘクタールを経営し、オリーブの実から化粧品やオリーブオイルなどの食品を製造している。栽培の剪定(せんてい)などで年間約10トンの葉を廃棄しており、再利用の方法を検討していた。

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