小池都知事、少子化対策「社会全体にうねり起こす」
東京都は30日、子供政策総合推進本部会議を開いた。会議では都内の子ども約2600人へのヒアリングやアンケートをもとに都の子ども施策の指針をまとめた「こども未来アクション」のほか、少子化の要因分析も報告された。
都は2023年度予算案で少子化対策を含む子ども関連予算を22年度比2000億円増の1.6兆円確保している。会議に出席した小池百合子知事は「都だけで少子化を克服することはできない。国や区市町村、企業などと一体となって社会全体に大きなうねりを起こしていかなければならない」と幹部らに呼びかけた。