静岡県の転出超過拡大 22年は4658人
総務省が30日発表した2022年の住民基本台帳人口移動報告によると、外国人を含む静岡県からの転出者は転入者を4658人上回る転出超過となった。転出超過数は前年に比べ680人増加した。
都道府県別で静岡県は全国で8番目に転出超過数が多かった。静岡市は転出超過が前年比763人増の1379人で、浜松市の転出超過は前年比323人増の591人だった。全国20政令市別の転出超過数は、静岡市が6番目、浜松市が9番目に多かった。

市町村別にみると転入超過数が最多だったのは焼津市の326人。袋井市が299人、島田市が217人で続いた。
人口移動報告は総務省が住民基本台帳に基づき、国内の移動者数をまとめたもの。海外からの転入・転出は含まれていない。