東京都、オンライン抽選に変更へ 渋谷の若者接種会場
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東京都は渋谷区に開設した若年層向けの新型コロナウイルスワクチン接種会場について、現地で抽選券を配る方式をオンライン抽選に変更する。現行方式では会場を訪れなければならず、抽選券を求める行列ができるケースもあった。接種希望者の負担軽減や人流抑制に向け、早ければ9月上旬の接種分から改める。
大規模接種会場の情報を発信する公式ツイッターで30日、明らかにした。オンライン抽選の詳細は決まり次第、公表するという。31日は現行方式で受け付ける。
都は16~39歳を対象とする「東京都若者ワクチン接種センター」を27日に開いた。予約しなくても接種できるようにしたことで、想定以上に接種希望者が集まった。そのため28日から現行方式にしていた。
また、東京都は30日、運営する大規模接種会場の対象に高校3年生を追加すると発表した。同日午後6時から多摩総合医療センター(府中市)など4カ所でネット予約の受け付けを始めた。都内に在住または通学している高校、中高一貫校、特別支援学校などの最終学年の生徒が予約できる。ワクチンは米ファイザー製を使う。
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