山形の温泉リゾート「四季南陽」、オープン延期
工業デザイナーの奥山清行氏らが2023年秋オープンを目指していた山形県南陽市の温泉リゾート「四季南陽」について、奥山氏の事務所は30日、宿泊施設の開業を遅らせると発表した。建設資材費が高騰し、当面インバウンド需要も見込みにくいことから計画を一部見直した。
奥山氏と建築家の隈研吾氏、料理人の奥田政行氏が組み、同市の旧施設をホテルなどの複合施設に再生する。新しい計画では、まず23年秋に文化施設をオープンする。コンファレンスセンターやミュージアム、ショップなどを開く。宿泊施設は経済状況を見つつ、25年秋以降の開業を目指す。

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