初めての「外国」は沖縄だった　コシノジュンコさん

ファッションデザイナーのコシノジュンコさんは沖縄県の「美ら島（ちゅらしま）沖縄大使」の肩書をもつ。2000年九州・沖縄サミットで各国首脳夫妻が身につけた「かりゆしウエア」を手がけ、10年からは「琉球海炎祭」の花火もデザインしている。大阪出身のコシノさんと沖縄の半世紀を超える不思議な縁と将来への期待を聞いた。

――沖縄との最初の出合いは。

「実は復帰前に行ったことがあるんです。東京五輪のあった19...