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「サツマイモ基腐病」茨城で初確認 主産地に警戒拡大

サツマイモ産出額で全国1位の茨城県は「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」と呼ぶ病害の発生が同県で初確認されたと発表した。県南で農業体験を目的に栽培している1カ所の畑で確認され、圃場の苗は全て抜き取り処分した。県や生産者は九州などで深刻な減収をもたらした病害に警戒を強めている。

サツマイモ基腐病に感染すると茎や葉が変色し、土中の芋の腐敗が進む

サツマイモ基腐病は糸状菌(かび)によって起こり、菌のある苗や芋が伝染源になる。圃場で発病すると感染が広がり、茎や葉が黒く変色して土中の芋は腐敗する。2018年に沖縄で初確認された後、鹿児島、宮崎、熊本などで確認された。

茨城県は6月18日、県内複数カ所に群馬県の切り苗業者から感染が疑われる約8800本の苗が出荷されたと発表していた。品種はベニアズマ。販売先と圃場を追跡して感染が疑われる苗を国に報告し、国の研究機関で診断した結果、サツマイモ基腐病と同定されたと29日発表した。

県は生産者や農業資材販売店に注意喚起のチラシ配布を始めたほか、JAや市町村と連携して早期発見と防除対策を徹底するとしている。茨城はサツマイモの栽培面積で全国2位だが、19年の産出額は269億円と1位。健康志向の高まりや品種拡大で市場は成長が続き、県は生産拡大を推進してきた。

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