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「こどもホスピス」横浜で開設へ 病児と家族を支援

ひと輝く

「横浜こどもホスピスプロジェクト」代表理事 田川尚登さん

小児がんなどの重い病気や障害がある子どもが家族とゆっくり過ごせる施設「こどもホスピス」が11月、横浜市金沢区内に完成する。NPO法人「横浜こどもホスピスプロジェクト」の田川尚登代表理事(63)は「地域の人々の助けも得ながらしっかりと運営していきたい」と話す。

田川さんは1998年2月、6歳だった次女のはるかさんを悪性脳腫瘍で亡くした。自らの経験を基に病児と家族を支える活動を続けていたが、篤志家からの遺贈を機にこどもホスピスの設立を目指した。

2階建ての施設名は「うみとそらのおうち」。金沢区内の市有地で建設が進められており、1階はふれ合いの場にし、2階は個室や浴室などを設ける。看護師らスタッフが常駐し、安心できる環境下でファミリーイベントを実施したり宿泊したりできるようにする。

こどもホスピスは1980年代に英国で始まったが、国内ではまだ数カ所しかない。退院後も自宅で医療ケアを受け続けている子どもは全国に約2万人いると推計されている。田川さんは「日本において病児と家族は、医療や介護、福祉、教育制度のはざまにあり、十分な支援が届いているとは言い難い。そういう家庭が社会とつながりを持てる施設にしたい」と話す。

市から土地を30年間無償で借り、人件費の一部も補助してもらう。県の事業助成金も受けているが、運営資金をまかなうため寄付を募っている。

(仲村宗則)

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