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アルビスの4~9月期、純利益2%増 減損消える

食品スーパーのアルビスが29日発表した2021年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2%増の10億円だった。食料品の需要は新型コロナウイルスの影響で家庭で食事をする人が増えた前年同期に比べて伸び悩んだが、店舗の除却で発生した減損損失が消えて、増益となった。

売上高は455億円。今期から収益認識に関する会計基準を適用しており、前期に同基準を適用したと仮定した数値に比べ2%減少した。営業利益は7%減の12億円だった。

22年3月期通期の業績予想は売上高が938億円、純利益が前期比27%増の18億円と従来予想を据え置いた。池田和男社長は29日の記者会見で「政府の補助で外食の需要を喚起する動きがあり、スーパーの食品需要はしんどい時期もあるだろう」と話した。

7月に進出した愛知県の1号店「中村二瀬店」(名古屋市)の売上高は想定の5割増という。北陸3県を中心とする全店平均で海産品の売上比率は10.4%だが、中村二瀬店では26%に達した。19年に岐阜県1号店として出した美濃加茂店(美濃加茂市)の21年4~9月期の売上高も前年同期比6%増と、中部の店舗が好調に推移している。

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