静岡知事、静岡空港の国際線「年内再開厳しい」 - 日本経済新聞
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静岡知事、静岡空港の国際線「年内再開厳しい」

静岡県の川勝平太知事は29日の記者会見で、静岡空港(静岡県牧之原市)の国際線について「12月中の運航再開は厳しい状況だ」と述べた。理由に就航する航空会社の経営事情を挙げた。新型コロナウイルス禍で2020年3月から全便欠航が続き、地元経済界も早期再開を求めるが、年をまたぐ可能性が出てきた。

税関、出入国管理など国関係機関の受け入れ体制の整備に関し川勝知事は「検疫を除き準備が整った報告を受けている」とした。ただ「航空会社との交渉で経営上の観点から旅行需要が見込まれる大都市の空港を優先し、パイロットなどの確保にも課題があるようだ」と説明した。

一方、コロナの感染症法上の位置づけを見直すべきだとする考えも示した。コロナは感染症法で危険度などに応じた5分類の「2類」に相当し、季節性インフルエンザなどの「5類」より厳しい対策をとる。川勝知事は「致死率、重症化率が季節性インフルエンザより低いオミクロン型が主流の間は5類の扱いでいい」と指摘。「重症化率が高い変異型が流行する場合は感染症法上の扱いを厳しくし、弾力的な運用をするのが望ましいのではないか」と語った。

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