千葉興業銀行、東京海上日動・貿易決済企業と提携
千葉興業銀行は貿易決済システムを手掛けるSTANDAGE(スタンデージ、東京・港)、東京海上日動火災保険の千葉支店と業務提携したと発表した。千葉興銀が両社に取引先を紹介し、県内の中小企業の海外進出を支援する。
スタンデージは販路の開拓から交渉・契約、決済、物流や通関に関わる事務手続きまでワンストップで提供する。南アフリカやエジプトなどアフリカに現地法人を構えており、新興国との決済ではブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用している。東京海上日動が輸出時の海上保険の提案や海外展開のリスクマネジメントで支援する。
千葉興銀は県内企業の新興国やアフリカへの進出を支援することで地域経済の活性化を目指す。