浜松が舞台のアニメが23年放送へ 市は観光誘客に期待

浜松市は2023年にテレビ放送を予定するアニメ「夢見る男子は現実主義者」の舞台が浜松市になると発表した。男女共学の進学校に通う高校生の青春ラブコメディーで、浜松市立高校などをモデルにする。市は観光誘客に生かす考え。
このほど製作が決まった同作品は原作の小説を基にする。監督は古賀一臣氏が務める。製作スタッフらが浜松フィルムコミッションなどの案内で市内を巡り、複数の候補の中からモデル地に選んだ。ロケ地となる自然が豊かで、ロケの支援実績も多いことなどが決め手となったという。原作は特定の街をモデルにしていなかった。
鈴木康友市長は29日の定例記者会見で「(ロケ地を巡る)聖地巡礼で多くの人に浜松を訪れてもらいたい。市もPRに力を入れていく」と期待を話した。