神奈川県の10月有効求人倍率 0.91倍に低下
神奈川労働局は29日、神奈川県内の10月の有効求人倍率(季節調整値)が、前月比0.01ポイント低い0.91倍だったと発表した。就業地別では同0.01ポイント低い1.08倍だった。ほぼ横ばいの動きとなり「一部に弱さが残るものの、持ち直しに向けた動きが広がっている」との判断は据え置いた。
新規求職者数(原数値)は前年同月比で8%減となった。一方、新規求人数(同)は同8%増だった。業種別でみると、情報通信業が同33%増、製造業が16%増、サービス業が15%増などとなった。宿泊・飲食サービス業の採用意欲は引き続き高いといい「箱根エリアなど観光地では人手不足が続いている」(同局)。
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