千葉銀行、「プラチナえるぼし」認定 銀行で全国初

千葉銀行はこのほど、女性活躍推進法に基づき厚生労働相から女性社員の活躍を推進する企業「プラチナえるぼし」として認定され、29日、千葉労働局から認定通知書の交付を受けた。銀行では全国で初めての認定で、県内企業としては2社目。ダイバーシティー推進への取り組みや、女性管理職の割合を増やしたことなどが高く評価された。
プラチナえるぼしは、行動計画を届け出て女性活躍の推進に関する取り組みが一定要件を満たした「えるぼし」認定企業のうち、より高い基準を満たした企業が認定される。千葉県内では812社が行動計画を届け出て、えるぼし認定を受けた企業は25社。
同日、認定通知書を受け取った千葉銀の淡路睦取締役は「プラチナえるぼしをゴールにせず、引き続き男女にかかわらず本気で働ける職場づくりを目指していく」と話した。
千葉銀では、管理職の登用候補者を対象としたメンター制度や研修など、昇進に不安を抱く人への取り組みを実施してきた。またテレワークやフレックス勤務などを定着させ、男女ともに仕事と家庭を両立できるよう取り組みを進めているといった点が評価された。