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浜松医科大学、リハビリ器具 レール付きで訓練しやすく

キャンパス発この一品

浜松医科大学(浜松市)は家具製造の共臨社(静岡市)と組み、上半身のリハビリに使う卓上型器具「ぐいぐいストレッチ」を開発、7月に発売した。波形のレールに沿ってハンドルを動かすことで、肩や肘関節の可動範囲回復や腕の筋力改善が期待できる。1人で安心して使える製品として、全国のリハビリ病院や高齢者施設などに販売する。

浜松医大医学部付属病院リハビリテーション科の山内克哉病院教授らが中心となり開発した。従来は上下方向にだけ動かす器具が多く、多方向の運動には作業療法士らの介助が必要だった。ぐいぐいストレッチは傾斜したパネルにレールを付け、体重をかけながら腕を自然に多方向に動かせる。1人で訓練ができるため、リハビリ現場の負担軽減にもつながるとみる。

ハンドルはベルト付きで、手を差し込むだけで動かすことができ、握力の弱い人でも使いやすくした。重りを付けたりパネルの傾斜角度を変えたりすることで、負荷の大きさを調節できる。ハンドルを安定して動かせるよう、レールの設計などで作業療法士らと試行錯誤を重ねたという。

山内氏は「高齢者をはじめ、四十肩の人や腕をあまり動かせない人など幅広く利用してほしい」と話す。パネルには国産材を使い、木の温かみを感じられるデザインに仕上げた。共臨社が国内で製造し、販売も担う。

製品はレール1本付きと2本付きの2種類を用意した。価格(税別)はそれぞれ13万円と20万円。2021年度は計120台、22年度は計250台の販売を目指す。

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