呉信用金庫など、地元食品メーカーの販路多様化を支援
呉信用金庫(広島県呉市)としまなみ信用金庫(同三原市)は28日、地元の食品メーカーの販路開拓を後押しするプロジェクトを8月から始めると発表した。専門家の助言をもとに商品のデザインなどを見直し、百貨店や高質スーパーに売り込む。食を通じて地域の知名度や存在感を高める。
広島県の呉市、竹原市、東広島市、三原市、大崎上島町の食品メーカー20社を選び、商品の魅力向上を後押しする。これらの市町は県内の主要な観光地に挟まれ、存在感が比較的低いという課題がある。
地域商社のジーブリッジ(大阪市)と連携し、専門家などを紹介。商品のデザインや容量などを見直し、新たな客層の開拓をサポートする。商品を改善した後は、首都圏の百貨店バイヤーなどとオンラインで商談会を開く。プロジェクトは2022年3月まで。
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