巣鴨の商店街で謎解きイベント 非接触のAR技術を活用

大正大学は10月、キャンパスがある東京都豊島区の巣鴨エリアの3商店街とともに拡張現実(AR)を使った謎解きイベントを開催する。参加者は専用アプリを通じてスマートフォンに表示されるヒントをもとに商店街を巡りながら謎解きに挑む。非接触のARを使う屋外イベントのため、密を避けながら楽しむことができる。
参加は無料で予約も不要。巣鴨地蔵通り商店街にあるアンテナショップの「ガモールマルシェ」をスタートに、商店街内に設置されたチェックポイントを巡る。チェックポイントに置かれたアイテムに専用アプリをかざすとARで様々なヒントが現れ、参加者はそれらを参考にしながらゴールを目指す。
開催は10月1~31日の午前10時~午後5時。企画した大正大学の窪田望招聘(しょうへい)教授は「謎解きが好きな若い人たちに来てもらい、巣鴨の魅力に気づいてほしい」と話している。