東京都狛江市、小中全校で双方向オンライン授業
東京都狛江市は28日、緊急事態宣言期間中に市内の小中学校全校で教員と児童、生徒双方向のオンライン授業を実施すると発表した。市内の小中学生全員に配布したタブレット端末で対話アプリの機能を使い、学校と児童らのいる自宅や学童保育施設との間で、テレビ会議で授業を進める。
緊急事態宣言下で求められている人流抑制を踏まえた措置で、30日と5月6、7日の午後に小学3年生~中学3年生を対象に国語や道徳などの授業を30~45分行う。家庭にインターネット環境がない児童らには、ネット環境が整った校内の別の教室で参加してもらう。
同市教育委員会は「臨時休校や災害発生時に備え、学びを止めない環境を段階的に整えたい」と話している。