原発処理水、進まぬ理解 情報発信強化へ検討会設置
東奔北走
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東京電力福島第1原子力発電所でたまる処理水の海洋放出を巡り、国内外での認知や知識の普及が進んでいない。処理水に含まれる放射性物質トリチウムへの漠然とした不安が払拭できなければ、福島県産品などの新たな風評被害を生みかねない。早ければ来春の放出開始に向け、国や東電などは対策を強める考えだ。
福岡県大野城市立の5中学校の生徒9人が8月上旬、引率の教員らと東日本大震災・原子力災害伝承館(福島県双葉町)を...
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。