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電車と自転車でハシゴ旅 JR東日本がサイクル列車試運転

鉄道車両に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」をJR東日本水戸支社が28日に茨城県で試運転した。5月1日から水郡線で実証実験を始めるのに先立ち報道陣に公開した。「ハシゴライド」を合言葉に、鉄道を使って気軽に沿線でサイクリングを楽しむ旅の可能性を探る。

スマートフォンなどで利用登録を駅員に示して乗車した(上菅谷駅)

試運転では一般客を乗せず、自転車を持つ県と市町の職員、JR東の職員の計約10人が乗車した。通常は自転車を分解したり折りたたんだりするが、往路では上菅谷駅(那珂市)でそのまま持ち込んで乗車し、常陸大宮駅(常陸大宮市)で自転車をひいて降りた。

水郡線の上菅谷駅で自治体やJR東日本の職員が自転車とともに乗車した

JR東でサイクルトレイン運行は初めてだ。営業部の蔵冨秀穂部長は「車窓で久慈川の景色を楽しみ、興味を持った場所でサイクリングしてほしい」と発言。「コロナ時代の新たな旅を提案し、少子化が進む地域を住民と一体で盛り上げたい」と語った。

車内に自転車をそのまま持ち込める

乗車した県交通政策課の中村浩課長は「沿線の観光資源は豊富で可能性は大いにある」とした上で、一般客と同じ車両に乗ることから「地域の人に理解してもらう土壌作りが必要」と述べた。常陸大宮市地域おこし協力隊の吉川勝さんは「奥久慈は自転車で走りやすいので楽しんでほしい。水戸駅からも運行すればもっと利用が増える」と期待を寄せた。

実証実験は土日休日のおおむね午前9時~午後4時に実施し、上菅谷や常陸大子、常陸太田など5駅で乗降できる。ウェブでの登録が必要だが追加料金は不要。県はサイクルツーリズムを推進し、水郡線沿線でも地元自治体などが環境整備を進めている。

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