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清酒「山梨」地理的表示に ワインと2つの酒類は全国初

清酒「山梨」が地理的表示に指定されたことを発表した山梨県酒造協同組合の北原理事長=右から2人目=と山梨県の長崎知事=左から2人目(28日、甲府市内)

国が保護する地理的表示(GI)に、山梨県産の清酒「山梨」が28日、国税庁から指定を受けた。「山梨」はワインでも地理的表示に指定されており、同じ県で2つの酒類での指定は国内で初めて。また、採取する水を富士北麓や八ケ岳山麓など6水系に限定したのも清酒「山梨」の特徴だ。

指定されたことを受け、山梨県酒造協同組合の北原兵庫理事長が記者会見し「全国展開、世界に出す場合は山梨らしさという特徴を出すことが重要になる。水系もその一つ。GIの取得は海外展開には有効だと考えている」と述べた。

山梨県の長崎幸太郎知事は「GI指定を契機に山梨の地域資源と酒蔵の高い技術力が脚光を浴び、県産日本酒の高付加価値化につながると期待している。県としてもブランドを高めていけるよう応援する」とし、2つの酒類での指定については「良質でおいしい様々なお酒を生み出すお酒の聖地と認められたということだと思う」と述べた。

地理的表示は、特定の産地に特徴的な原料、製法でつくられ、品質や社会的評価が確立された商品だけが産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度。仏ワインの「ボルドー」などが知られている。清酒では国産の「日本酒」のほか、石川県白山市の「白山」などが指定されており、今回が9件目になる。

山梨県酒造協同組合は2017年2月、原産地呼称日本酒の管理制度を創設し、原材料などを情報を消費者に開示し、信頼と知名度を向上させてきた。欧州で人気が出ているスパークリング日本酒など海外展開を図るためにも地理的表示が必要として、21年2月に指定を申し立てていた。

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