新光電気工業、22年4~9月期純利益74%増
新光電気工業が27日発表した2022年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比74%増の378億円だった。売上高は25%増の1570億円。いずれも4~9月期として過去最高を更新した。スマートフォン向けメモリーなどに使われるプラスチックBGA基板や、IC(集積回路)の組み立て受託が好調だった。円安の進行も寄与した。
牧野恭久代表取締役専務執行役員は半導体市況に関して「インフレの影響による購買力の低下などもあり不透明感が強くなっている」と話した。一方で中長期的にはデジタル化の進行で需要は高まるとして、今後も設備投資を進める考えだ。
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