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秋田のゆう幸、関西圏開拓 大阪市に高級菓子店

菓子製造・販売のゆう幸(秋田市)は関西圏の市場開拓に乗り出す。5月1日、阪急阪神百貨店の店舗に高級菓子店「くら吉」を出店する。クリや食用ホオズキなど地元の食材を使った高価格帯の菓子を得意とする。首都圏に続き、関西圏でも催事を通し社用の手土産や富裕層の自家消費などを掘り起こせると判断した。

阪急阪神百貨店の旗艦店、阪急うめだ本店(大阪市)の地下1階に開業する。9月末まで長期催事の形で出店し、10月をめどに常設店にする。2013年から数回にわたって同店催事を経験、直近では3月の「日本の銘菓催」に出店した。新型コロナウイルス禍でも高価格帯商品の売れ行きはよく、関西圏の市場開拓を決めた。

くら吉の菓子は地域の旬の素材に特化した「モダン和スイーツ」がコンセプト。秋田県仙北市の赤倉栗園が生産した西明寺栗の品種「善兵衛栗」を使った商品では、「栗ぜんざい」(4個2484円)や「マロンウィッチ」(5個1350円)などを販売する。

同県上小阿仁村のたじゅうろう農園の食用ホオズキ「コアニ・スイーツホオズキ」を使った「ほおずきウィッチ」(同)なども取り扱う。爽やかな甘さが売りだ。

こうした商品は農商工等連携促進法に基づき事業計画の認定を受け、開発した。秋田市内の自社工場で職人が手作りしている。佐々木幸生会長兼社長は「いい素材を前面に手作りの菓子にこだわっている。農業者の所得向上につながる商品を目指す」と強調する。

ゆう幸は菓子小売りのくら吉(仙北市)を母体に11年に設立。売上高は順調に伸び、22年5月期は2億円を超える見通しだ。百貨店の中元・歳暮ギフトカタログで販売を始め、首都圏などでは催事で販路を開拓してきた。

直営店は角館本店(仙北市)のほか、百貨店内に西武秋田店(秋田市)、仙台藤崎店(仙台市)がある。また首都圏市場を開拓するため、20年2月に松屋銀座店(東京・中央)、21年6月には渋谷東急フードショー店(同渋谷)を開業した。

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