晴海客船ターミナル、22年2月に閉館

東京都は27日、晴海客船ターミナル（中央区）を2022年2月20日に閉館すると発表した。施設の老朽化や東京国際クルーズターミナル（江東区）が開業したことに伴い、同年7月から解体工事に入る予定。跡地には暫定的に使う客船ターミナルを整備する。

晴海客船ターミナルは1991年に開業し、三角形の屋根が特徴的な臨海部のランドマーク的な存在だった。客船の大型化でレインボーブリッジをくぐれない船が増え、都は東京国際クルーズターミナルを整備した。

解体後は暫定的な施設を整備し、東京国際クルーズターミナルの停泊施設が増設されるまで、必要に応じて客船を受け入れる。