Ay(アイ)村上社長 「銘仙」の魅力、次世代へと継承
未来の旗手たち 群馬
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大正時代から昭和にかけて北関東で生産され、女性の普段着として親しまれた絹織物「銘仙」。これを若い世代向けによみがえらせているのが、アパレルブランドのAy(アイ、前橋市)だ。慶応義塾大学に在学しながら会社を立ち上げた社長の村上采さん(24)は今春、大学を卒業し、地元の群馬県で事業を本格化させる。
ブランドを立ち上げた当初は、大学の活動で訪れたコンゴ民主共和国の衣服を扱っていた。しかし2020年に入...