愛媛県、インドネシアへ経済交流ミッション
愛媛県は27日、愛媛県商工会議所連合会と連携して、インドネシアへ経済交流ミッションを派遣すると発表した。2023年1月15日から6日間の日程で、中村時広知事や経済団体、金融機関、教育機関の約50人が現地を訪れる。愛媛県がインドネシアへ経済交流ミッションを送るのは4年ぶり4回目。
首都ジャカルタとスラウェシ島北部のゴロンタロ州を訪問する。ジャカルタでは、環境・林業相や工業相、国営企業相などと面会するほか、同国最大の経済団体であるインドネシア商工会議所(KADIN)と会合を持つ。現地企業と県内企業5社の商談会も開催する。
ゴロンタロ州では、県が州政府と脱炭素社会実現へ向けた連携についての覚書を締結する。県内企業が持つ環境技術の現地企業への導入に向けたトップセールスにも取り組む。
県産業政策課によると、県内企業とインドネシアの取引は2013年の第1回のミッション以降、累計で13件、6億9000万円にのぼるという。