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食感は牛タン、砂肝いかが オヤマが家庭向け開拓

食べやすくなるようにカット方法など製法を工夫した「いわいどりのとりたん」

鶏肉生産加工販売のオヤマ(岩手県一関市)は銘柄鶏「奥州いわいどり」のギザード(砂肝)を、牛タン風のサクッとした食感や風味が味わえるように加工した新商品を開発し、販売を始めた。

砂肝は日持ちせず、処理にも手間がかかることなどから、主に首都圏の焼鳥店に出荷しているが、新型コロナウイルス禍で外食需要が低迷。1日当たり約700キログラムの砂肝の廃棄を余儀なくされており、家庭向け需要を開拓することでフードロス解消につなげる。

「いわいどりのとりたん」をアピールするオヤマの小山達也常務(右から2人目)ら

新商品は「いわいどりのとりたん」。砂肝を4つの塊が細長くつながるような形状にカットしてそれぞれに切れ目を入れて食べやすくするとともに、塩こうじを使ったオリジナルのタレで味付けした。単に漬け込むのではなく、塩味を肉の内部まで均等に染み込ませて軟らかくする独自製法も開発した。

1袋200グラム入りで価格は580円(税込み)。同社の通販サイト「奥州いわいネット」や一関市内の「道の駅むろね」で販売しており、今後はスーパーなどに販路を広げていく。

小山達也常務は「砂肝は筋が硬くて食べにくいが、牛タンのような食感と風味で子供からお年寄りまで食べられるように仕上げた。鶏肉の生産量が全国3位の岩手にとりたんを根付かせ、仙台の牛タンに負けないソウルフードに育てたい」と意気込む。

同社によると、最近の唐揚げ人気などで鶏肉の需要が増え、生産量も1日当たり4万5千羽とコロナ禍以前の2019年に比べて7%増加。鶏肉のうち「もも」や「手羽先」などは生産が追いつかないほど需要が高い一方で、焼鳥店などの休業や営業時間の短縮により大幅に需要が減った砂肝などの内臓肉の廃棄が増えているという。

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