日医工が債権者会議 「参加金融機関、停止措置に合意」

私的整理の1つである事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)による経営再建を目指す日医工は26日、第1回の債権者会議を開いたと発表した。参加した全金融機関が事業再生計画案が決議されるまでの期間、債権回収を一時停止することに同意した。メインバンクである三井住友銀行による融資の実行も承認されたという。
日医工は後発薬大手。品質不正を契機に業績が悪化し、事業再生ADRを申請したと13日に発表していた。事業再生ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズ(JIS)から最大200億円の出資を受ける方向だと明らかにしている。