茨城県、パソコン1台を紛失 1079人の個人情報復元可能

茨城県は26日、動作できない状態のパソコン1台を紛失したと発表した。農家などの設備投資を支援する農業制度資金の利用者情報を管理するために使っていたもので、削除したデータから1079人分の個人名・法人名や貸付金額などの個人情報を復元できる可能性がある。2020年に所在が確認できない状態になって以降捜索を続けていたが、紛失が確定したと判断した。
紛失したパソコンはデスクトップ型。10年ごろまで使用しており、動作不良になったのちデータを削除して保管していた。20年3月に県庁舎内のレイアウト変更をした際に紛失した可能性が高い。現時点で個人情報流出の被害は確認されていないため、盗難届を出したり、当事者に連絡をするなどの対応はしていない。