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コロナ対策で歳入歳出過去最大 千葉市、20年度決算

千葉市が発表した2020年度決算によると、一般会計の歳入から歳出などを引いた実質収支は57億2400万円の黒字だった。新型コロナウイルスの感染防止対策経費などが大幅に増え、歳入と歳出ともに過去最大規模となった。

歳入総額は25.9%増の5767億円だった。特別定額給付金事業費収入など国庫支出金が大幅に増えた。法人市民税は減少したが、個人市民税は増加した。歳出総額は26.4%増の5701億円で、給付金や新庁舎整備事業費、「GIGAスクール構想」の端末整備費などが増えた。

新型コロナウイルス感染症対策経費は1142億円だったが、国庫支出金が1115億円、県支出金が7億円と市の負担が少なかった。

市債残高は0.3%減の9701億円と10年連続で減少した。市財政の健全度合いを示す指標では、財政規模に対する借金返済の割合を示す「実質公債費比率」が11.8%で、前年度比で1.1ポイント改善した。市の「貯金」にあたる財政調整基金は43%増の128億円となった。100億円を超えるのは24年ぶりという。

神谷俊一市長は記者会見で「今のペースの改善をこの時点で見込むのは難しい。コロナは災害級の困難で、医療体制の強化やワクチン接種体制など経費はどうしてもかかる」と述べた。

市は18年度から4カ年の財政立て直し計画「第3期財政健全化プラン」で、建設事業債や基金からの借入残高など主要4債務の総額を21年度末までに4800億円まで削減する目標を立てている。20年度決算では、公立小中学校へのエアコン設置などに伴い前年度から9億円増えたが、「現時点では目標を上回る進捗」(神谷市長)という。

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