「企業とのつながりを強化」ザスパ新社長・赤堀氏
サッカーJ2のザスパクサツ群馬を運営するザスパ(前橋市)は26日、前橋市内で新役員体制に関する記者会見を開き、2月1日付で社長に就く赤堀洋氏が「企業とのつながりを強めていきたい」と語った。2024年1月期は3期ぶりの黒字転換を掲げる。

ザスパは23年1月期が2年連続の営業赤字になる見込み。赤堀氏は来期の計画について、スポンサー収入を今期比11%増の3億8300万円、ホーム平均入場者数を同13%増の3500人にするとし「新規スポンサーの獲得に向けて営業に注力していく」と話した。
24年に専用のクラブハウスがオープンし、一般客の利用も想定してテナントを誘致する計画だ。赤堀氏は「レストランや物販店は全国的に有名なブランドを誘致してテナント収入を得るなど、我々の大きな収入源にしたい」と話した。
同席した石井宏司社長は23年1月31日付で退任する。理由を問われ「あくまでも一身上の都合」と述べるにとどめた。