栃木銀行、再エネ地産地消でサンヴィレッジらと連携
栃木銀行は26日、地域企業の再生可能エネルギー活用で太陽光発電所建設・運営のサンヴィレッジ(栃木県足利市)、丸紅傘下の電力小売・丸紅新電力(東京・千代田)と連携すると発表した。栃木銀は今後、サンヴィレッジの特定目的会社が栃木、茨城両県で発電した電力の地産地消に協力し、地域企業の脱炭素を促す。
栃木銀はグリーンローンの枠組みでサンヴィレッジの特定目的会社SVA-2(足利市)に対し16カ所の太陽光発電設備を建設する事業資金を融資した。融資額は非公表。SVA-2は今後、発電した電力を丸紅新電力に販売する。栃木銀は再エネを求める取引先を丸紅新電力に紹介し、SVA-2の設備で発電した電力を地域企業につなげていく。
栃木銀の試算では化石燃料由来の電力をSVA-2の電力に置き換えることで、二酸化炭素を年間692トン削減できるという。