高校・特別支援校の活動支援へ寄付制度、千葉県教委
千葉県教育委員会は県立の高校や特別支援学校が、海外留学など自主的な教育活動ができるように後押しする寄付制度「県立学校チャレンジ応援基金」を新設した。地域住民や卒業生らから広く寄付を募る。個人による寄付金は住民税などの控除対象となる。
まず20校のプランについて、1月から募集を始めた。例えば千葉高校は海外留学や海外研修に関する費用に使う2000万円を募る。八千代高校はサッカー部の練習環境を充実させるため、グラウンドの人工芝整備費として5500万円を募る。
寄付は県電子申請システムや、民間企業が運営するふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を通じてできる。今後も多くの学校がプランの発表を検討する。返礼品は用意していない。